急性期が過ぎ、病状が安定し退院されたものの、寝たきりでおられたり、体調が思わしくなく通院することが困難な患者様のご自宅に医師、看護師が出向いて療養治療のお手伝いをすることです。
脳梗塞・脳卒中や、認知症の進行でご自宅から出られなくなってしまった患者様や、がんの痛みや倦怠感の治療をして、静かにご自宅で療養したいという患者様など様々です。
現在、約30人の患者さんを、ご自宅にて訪問診療で診察しております。年齢層は50歳~90歳まで幅がありますが、やはり70~80歳代のご高齢の方が多くなっています。
脳梗塞、脳出血後の麻痺、慢性閉塞性呼吸器疾患、心不全、認知症に伴う衰弱、そして末期癌の方と疾患には様々ですが、ご自宅で寝たきりか、もしくは諸事情で通院困難な方々を定期的に(月2回~4回、もしくはそれ以上)、そして体調を崩された場合は夜間でも往診してご自宅での療養のお手伝いをしています。
患者様及びご家族の方には、携帯電話の番号をお知らせして、24時間・365日対応するようにしています。救急時には各病院の救急当直の先生と連携して受け入れていただいております。
在宅での胃ろうの管理、肝管カテーテルの管理、在宅酸素療法、在宅中心静脈カテーテル栄養の管理も積極的に行っていきますので、お気軽にご相談ください。